平成26年10月より、株式会社ソノリテは第六期に入りました。
社員数も順調に増加し、新事業の芽も着実に育ちつつあり、これからますます発展させていくつもりです。皆さま変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
第六期より等「共鳴指向で設計する」齋藤和政blogはHatenaさんに移行しました。過去記事はこちら
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さて本日ですが、採用について少し書こうと思います。と言うのも、NPO法人キャリア解放区が提供するナルシスト採用2014-2015に参加し、そこで少し我々の内定出しについて話題となったからです。
話題となった内定とは、こちら(キャリコネニュース)
「ナルシスト採用」が企業と交流イベント コスプレで「スピード内定」得た猛者も | キャリコネニュース
我々が口頭内定を出した本人のtweetがこれ
ぼく「コスプレやってるんですよー」 人事「へぇ、どんなの?見せてよ」 「あ、これですー(プロフ見せる)」 人事「あっ、はたてちゃんじゃん!かわいいね、今度お燐ちゃんやってよ」 「あ、いいですよー。ついでに内定ください。」 人事「いいよー。いいですよね、社長」 社長「いいよ。」
— 篠宮える@コス内定の人 (@eluu0) 2014, 10月 7
私がキャリコネ様から追取材を受けました内容が、こちら
ナルシスト採用の内定者第一号は「男の娘」 社長は「自己プロデュース力」を評価 | キャリコネニュース
一連の流れについて私が自分でつぶやいたtweet
弊社が一芸入社をしていると言う意識は私には無いんだけれど、人に言える一芸があり芸の完成度が高い人は、何かを完成させるプロセスに必用な天性と美学と主張と粘着的執念等を持っていたりするので、それが私には魅力的に感じられるのだけれども、一番はやはり美学。言い換えると好き嫌いのハッキリさ
— 齋藤和政 (@saitoukazumasa) 2014, 10月 8
全体に、
- 会社は社会や会社に適合できる既成の人財像を求めている
- ❝面白い人❞❝変わった人❞は「適応力」が低い
- 採用っていうのは重厚な儀式である
というような「常識」に対する、当社のアンチ感が上手く表現された事象だったなぁと思います。
ですが反面、「ソノリテはオタクを集めている、オタクな会社」と誤理解されるケースでもあり、実際そのようなレスももらうので、その点についてだけ、ここに記しておきたいのですが、
やはり私は、多様性をもって組織を運営していきたい。
つまり色々なタイプの人にソノリテに所属していただきたいし、現実に当社には色々なタイプの人がいます。
色々な人とは、例えば分類すると
- 体育会系
- ギーク
- オタク
- 保守的な人
- アーチストタイプ
という事です
でもまあ、「いろいろな人」って、よく考えればどこの会社にも居るとは思うんです。
ただし重要なのは、その組織が「個性を発揮していい組織なのか?」「他人の個性を尊重し合う組織なのか?」という二つの点についてどうなのか?という事ですね。そこを私たちは追及していきたい。
例えば体育会系の人が我慢してオタク企業に勤めているわけでもないし、逆にオタク系の人が体育会的な企業文化で働いているわけでもないんです。
だから私たちは「同好会」ではないんです
むしろ「異好会」です
皆が多様に自分の美意識を主張しつつ尊重し合い統合して力となす組織となるのが私のが理想です。
では「全員がバラバラ」な私たちの組織は、何を信じて皆が繋がっていて、どういう社風に基づいて社員が行動しているか、と、言えば
それが「共鳴」なんだと、私は信じて、共鳴指向で経営をしています。
ソノリテ第六期、ますます「異好しながら共鳴する」ソノリテを拡大していきたいと思っています。