忘年会をしません

私は忘年会をしません。

 

私がしないから、私が代表を務める株式会社ソノリテにも、忘年会はありません。

 

呑み会はします(というかしょっちゅう呑んでいるけれど)

 

「忘年会」という名称が、嫌なんです

 

 

  なんで、「忘れる」の?

 

 

  なにか「忘れたい」の?

 


なんというかこう、ネガティブな、拗ねたような、性格を感じませんか?「忘年会」って名称が?


「生きることは辛いこと。ツライ思い出ばかり。だから忘れてしまおう。忘れてまた、来年頑張ろう」

 

って意味なんですかね?「忘年会」って


私は、そういう、ネガティブな考えは、いやだなあ~

 

なんかこう、日本人のウジウジした、悪い面を、感じるんです。

 

 

人生の経験は、良いことも、悪いことも、自分の糧ですよね。


良いことも悪いことも、噛みしめたり、時に反省したりして、人は成長する。

 

辛いことや理不尽んな事だって、人を優しくしたり、強くしたりする。

 

だから忘れる必要は、ない。

 


そういう考えで、私は、「忘年会」って言うのを止めたんです。去年から。

 


ええ、去年からです。

 


(たかが慣用句に、こだわりすぎ! あいかわらずメンドクセエな~齋藤和政ってヤツは~)


ええ、まったくその通りなんですけれど

 


私がそのことに拘りだしたのは、まさに去年。

 

その年の春に、大事な社員が一人、命を失ってしまうという事があって、

 

私や、当社の社員たちは、そのことで凄く、悩みました。

 

本当に、凄く悩んだんです

 

 

そして思った

 


「このことを忘れてはいけない」 と

 


私は会社の経営者です。

 

中小企業の経営者って、すごくつらいことが、沢山あるんです。

 

まあ経営者じゃなくたって、みんな、色々辛いこと、ありますよね。

 


でもですね

 

 

その一つ一つの、辛いことに、正面からぶつかって、戦って、悩んで、そして、立派な人間になっていったり、

 

会社だって、一つ一つの問題を、マジメに深く考えて、取り組んで、そして成長していくのだと、思うんですね。

 


だから

 


「今年あった辛いことなんて、呑んでパーッと忘れちゃいましょう~」


って感じの、「忘年会」ってのは


もう私は、やらないことにしたんです。言わないことにした。

 

 

 

でもまあ、株式会社ソノリテでは、「納会」ってのを、やるんですけどねwww