HERO、人事評価、パレートの法則 その2

前回のブログ

saitoukazumasa.hatenablog.com

の、続きです


I,ll be your hero~♪
I,ll be your hero~♪

安室奈美恵「Hero」(2016)歌詞より引用】

 

その2は2016年リオ五輪、NHKのテーマソング、安室奈美恵「Hero」の引用からスタートします。

 

I,ll be your hero~♪

(ワタシはアナタのヒーローになるよ~♪)

 

ヒーローという存在。

 

  • ヒーローが助けてくれる
  • ヒーローが救ってくれる
  • ヒーローが勇気をくれる
  • ヒーローが背中を押してくれる

 

ヒーロー、いいっすよね~

 

私はヒーローになりたいと思うんっすよ。アナタは思いませんか?

 

思わないですか? ああ、そうですか…

 


■欲がないから、ヒーローにならないのか?

 

ひとつ前のブログで「さとり世代」の話をしました。

 

さとり世代は「欲」がないから、ヒーローになりたがらないよなぁという話です。

 

アリとキリギリスで言うと、アリだからだね。みたいな話。

 

でもですね

 

「欲」っていう話と、「ヒーロー」っていう話は、相反しますね。

 

だって「欲」ってのはたいてい、自分の事ですよね?自分の欲求。

 

  • 楽したい
  • 良い思いをしたい
  • 金が欲しい
  • とりあえずたっぷり寝たい
  • エロいことしたい
  • 褒められたい、愛されたい

 

なんや、かんや…

 

それが「欲」ですよね?

 

でも「ヒーロー」っていうのは、どちらかというと「与える存在」

 

  • ヒーローが助けてくれる
  • ヒーローが救ってくれる
  • ヒーローが勇気をくれる
  • ヒーローが背中を押してくれる

 

いうなれば「欲」はTaker、「ヒーロー」はGiver

 

なので「欲」からの「ヒーロー」って話を、一度整理したいのですが…

 


■きっかけは、なんでもいい


6年ほど前に「キッカケは何でもいい」というブログを書きました

saitoukazumasa.hatenablog.com

 

そこでも触れたんですけれども、というよりも私のビジネスの根底にある考えの一つなんですけれども

 

何かを始めようっていうときに、あんまり「重たい」のって、違うかな?と

 

むしろ「軽い」のが、いい。

 

先のブログで書いたことを言うと、非常に内容の深い作品があったとして、でもその作品を鑑賞しようとか、そういう「きっかけ」になることは、

 

例えば「カッコイイ俳優が出ている」とか「好みの絵柄だ」とか、そういう「軽い」事で良い。というか軽いことのほうが良い。

 

いきなり「重厚な内容の本質がなんちゃらかんちゃらで考えさせる哲学的ななんちゃらかんちゃら」なんて言うことは、


それは、その作品の世界観に入ってから、感じればいいことで、

 

人間が何かを経験しようとか、何かの世界に飛び込もうってときの、キッカケは軽いもののほうが良いよね!?

 

ってのが、私の考えです。

 

どうでしょうか?


で、その「軽いキッカケ」って話をしたいんですけれども


 ★★★「ヒーロー」になりたいと、思いませんか?★★★


これなんですけども(最初からこの話をしているつもりなんですけれども)


「ヒーロー」になる、「軽いキッカケ」って、なんだろう?

 

まあ、そう考えるとですね…

 

ヒーローを目指すキッカケってのは

  • 世界を救いたい とか
  • 仲間を助けたい とか
  • 正義を貫きたい とか
  • 悪を滅ぼしたい とか
  • 自分の能力を、正しいことのために使いたい とか


とかとか、まあそれぞれ、あるかなぁ…と思うんだけれども、

 

どれも、「重い」、ですよね


「重い」から、とっつきにくいし、始めにくい。

 

だから「軽い」のが欲しいんですよね、軽いの…

 

  • 金持ちになって、裕福になるんだ とか
  • 有名になって、ちやほやされるんだ とか
  • めちゃ権力を握って、見返してやるんだ とか

 

そうそう、そういう、「軽い」の

 

軽いヤツがいい。


軽いヤツで、ヒーローを目指して、そしてそのうち、その奥深さを知ればいい。

 

  • 有名になって、ちやほやされるんだ~

 

って思って、「ヒーロー入門」から初めて

 

  • 正義を貫く、世界を助ける、ヒーローに

 

最終的になれば、それでいいわけ


そう、思いませんかね?

 

それが「軽い理由」ってこと

 

私はその、「ヒーローになる軽い理由」を、ここまで「カッコイイ」って書いてきました。


 ヒーローになろうよ! だって ヒーローってカッコイイじゃん!!

 

これが「軽い理由」

 

 

■「軽い理由」が否定される理論


「軽い」理由は、否定されがちである。

 

現代は比較的そのような世界になっているように感じます。

 

ある意味でそれは「悟り」の世界かなという解釈でも構わない気がします。

 

そしてそれが「悟り世代的」と言っても良いでしょう。

 

「軽い」理由に「のっかっちゃう」のは、馬鹿なんです。

 

そういう人は、誰かに騙されちゃうんです。

 

世の中には悪い人がたくさんいるんです。

 

「うかつ」なのはダメなんです。

 

変に「浮かれて」「軽いものに」「のっかっちゃう」と

  • 詐欺被害にあったり
  • 個人情報が奪われたり
  • やりがい搾取にあったり

いろいろ、大変なんです。

 

お金なんかも、きちんと貯めて、自分の可能性なんか信じずに、目立つことやっちゃダメ、ネットに顔出しなんか絶対ダメ

 

おとなしく、オトナシク

 

そういう、「失敗しない」生き方が、尊い

 

それが比較的、マジョリティ

 


ヒーローになりたいですか?

 

思わないですか? ああ、そうですか…

 

そりゃそうですよね、ヒーローなんて、危ないもん。

 

弱い人を助けてあげるなんて…私じゃないほかの誰かがやるべきでしょう。政府とかが。

 

むしろ私は助けて欲しい側です。だって弱いもん。弱い立場です。

 

弱い立場の一市民です。凡人なんです。

 

それでいい。そういう悟り。悟りの世界。

 

 

I,ll be your hero~♪

(ワタシはアナタのヒーローになるよ~♪)

 

いや


ならないね

 

ほとんどの人は、ヒーローにならない


しかも、ヒーローを待ってもいない


何も世の中に、期待をしていない


そういう「悟りの世界」

 

あ、


言っときますけど、批判じゃないですよ


これは、いわばマーケティングです


つづく↓

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