ジェンダーフルイドと説明される分野かと思うのですが、性自認が変化するということだと思うのですが
そういう当事者の方と話をしていると、本当に素晴らしいというのか、自分のダメさに気が付くと言えばいいのか
ジェンダーフルイドの方とお話をしたよ、という事について、他の人に話すときに
「その時、彼女はこういう話をしたんですよ」
あるいは
「その時、彼はこういう話をしたんですよ」
みたいなですね、私はそういう言葉遣いをしそうになっていて
ダメだなぁ と
「彼女」なのか「彼」なのか、それはどっちだっていいわけですよね。どっちだって話の内容に全く関係がない。
関係が無いのに、見た目的なもので、「彼女」とか「彼」とか、言っている私がいて。
それは当事者のカミングアウトがあったから、私は気が付けたことなんですけれど
本来カミングアウトが必要なこと自体がフレンドリーではないわけで、
まったくもって、ダメ。
私は、ぜんぜん ダメ。
齋藤はバカだなぁ、そういうときは「あの人」とか、そういう風に言えば良いんだよ、って、みなさん思うかも知れませんが
いや、ほんとかよ
ほんとに、みんな、出来てんの?
いや、出来てない社会だと思いますよ。少なくとも当事者のお話を聞く限り、いろいろと嫌な思いをされてきたと聞きます。
その人のカミングアウトによって、私は少しだけフレンドリーになれたのかも知れません。
いや、どうかな
少なくとも、今この瞬間だけでも、問題意識は持てた
が、しかし56年間刷り込まれてきた常識のレベルは日本社会のスタンダードなものにすぎませんので、愚かなものだし、儚いかも知れません。
それでもですね
考えることが大切なんですよね
考えることは、嫌いじゃないから、そして常識に抗う事も、嫌いじゃないから
もっといろいろな事を考えて、その考えの方向性だけは、ベクトルだけは、マイノリティフレンドリーな自分で居続けようと思います。現時点のレベルは、低いかも知れませんが
そしてそれは
私の内心の自由の話ではなく
あくまでも経営戦略としての私のビジネススタイルとしてのフレンドリーであり、そこはビジネスライク。
私は私がビジネスとして成功することを目的として、フレンドリーを追求したい
そこは、嘘が無い
さて
「彼女」「彼」という言葉を、脳から削除しなければならないな
使わないようにしなきゃ
それって、どうやるんだろうか? 意識するだけで出来るかな…
おしまい